国の黄昏を憂う最後の国王・尚泰(しょう たい) 第二尚氏十九代の国王尚泰と長男・尚典(しょう てん)、次男・尚寅(しょう いん)、長女・真鶴金(まづるがね)、王夫人・平良按司、摂政・伊江朝直、侍女らが那覇港の迎恩亭(げいおんてい)から進貢船の出航を見送っている様子です。 迎恩亭は海外からの賓客を迎える琉球の玄関口で、現在の那覇港ターミナルの場所に立っていました。 画面左上に遠く見えるのは波の上宮です。